『超絶刺繍Ⅱ』内覧会に行ってきました!vol.1

2015/04/23


昨日からお伝えしています神戸ファッション美術館さんで開催されている『超絶刺繍Ⅱ―神に捧げるわざ、人に捧げるわざ―』のレポートです。

 


昨日までの更新はコチラ

 

神戸ファッション美術館『超絶刺繍Ⅱ』

 

 


 

 

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神戸ファッション美術館さんは、六甲アイランドにある美術館。
六甲アイランドはこれからの季節、けっこう緑も多いし、水辺もあるし、オススメです!
休日をのんびり過ごすことができますよ。

 

刺繍自体は、家庭でも趣味でされている方も多いと思いますが、今回の展示は「超絶刺繍」。

まさに目を見張るような超絶的な技法で生み出されたものが並んでいます。

 

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今回は、学芸員さんに説明を聞きながら観て行きました。

 

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女性用スカート(ガガラ)生地 19世紀末-20世紀初頭 インド グジャラート州あるいはラージャスターン州 神戸ファッション美術館蔵

 

 

まず入って一番目を引いたものは、こちらのスカート。

たっぷりとしたギャザースカートにびっしりと刺繍が施されています。

インドの王族や貴族の女性が身に着けていたとのこと。

 

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金糸などをふんだんに取り入れた刺繍。

気が遠くなるほどの細かさ!

 

 

今回のこの『超絶刺繍Ⅱ』ですが、サブタイトルに『―神に捧げるわざ、人に捧げるわざ―』とあります。

 

お祭りに使用されるものへの刺繍は、まさに『神に捧げる』刺繍の代表的なものなのではないでしょうか?

 

今回の展示では、日本を代表するお祭りで使用されているものも展示されています。

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(上)長刀鉾下水引「緋羅紗地 五彩雲麒麟図 刺繡」 2008年復元新調  公益財団法人長刀鉾保存会蔵

 

こちらは、祇園祭で使用される長刀鉾(毎年7月にニュースでおなじみの、お稚児さんが乗っているあの長刀鉾です!)の胴部分四方を囲む懸装品とのこと。

実際に使用されているものなので、6/28の展示最終日にすぐ京都に持って帰られて、7/1の祇園祭で使用されるとのことです。

 

お祭りの際には、高い位置にあるためじっくり見にくいと思うのですが、こちらでの展示は、ちょうど目線の高さ。

じっくり間近で見ることができますよ!

 

 

もうひとつのお祭りは、長崎のお祭り「長崎くんち」を彩る長崎刺繍。

パンフレットにも出てきていますが、魚介類の立体的な刺繍。

 

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万屋町傘鉾垂 蛸  塩屋熊吉 1848年復元 万屋通り町会蔵 /万屋町傘鉾垂 ふぐ 塩屋熊吉 1848年復元 万屋通り町会蔵 /万屋町傘鉾垂 海老 嘉勢照太 2004年復元新調 万屋通り町会蔵/ほか

 

左側と、右側のエビとアンコウもそうです!

 

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思ったよりも大きくてびっくり!

 

 長崎刺繍は、その地理的特色を背景に発展した刺繍で、江戸時代においても海外との貿易が盛んな長崎で、材料となる絹糸、更紗、ビロード、銀細工、ビードロ等の素材が手に入りやすかったことも独自の刺繍が発展したことに影響しているとのこと。

 

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万屋町傘鉾垂 ふぐ 塩屋熊吉 1848年復元 万屋通り町会蔵

実際に見ると思ったより大きく、しかもけっこう可愛い・・・。

私も、大坪さんも夢中になり、好き勝手に商品化を考えたりしていました。

(ふぐの枕とか、ほしいんですけど・・・)

 

ちなみにこちらのふぐの刺繍が、大坪さんの一番お気に入りです♪

 

では、本日はここら辺で!

 

写真よりも実際に目で見てほしい!

ガラス越しではなく、直接近くで見ることができる作品が多いのも、神戸ファッション美術館さんのいいところですよ。

 

それではまた明日の更新をお楽しみに!

 

 


神戸ファッション美術館
『超絶刺繍Ⅱ―神に捧げるわざ、人に捧げるわざ―』
【期間】2015/4/18(土)~6/28(日)
【開館時間】10:00~18:00(入館は、17:30まで)
【休館日】水曜日、4/30(木)、5/7(木)
※4/29(水)、5/6(水)は開館
【入館料】一般500円、小中高65歳以上250円
【アクセス】六甲ライナー「アイランドセンター駅」下車南東すぐ

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