映画『海難1890』~座談会~(2015/11/25発行号)

2015/11/25


日本トルコ友好125周年

12/5(土)公開

映画『海難1890』で知る
“人が人を想う気持ち”が世界を変える瞬間

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2015年は、
日本・トルコ友好125周年

 

—この映画の題材になった『エルトゥールル号海難事故』や、『テヘラン邦人救出劇』の2つの実話を知っていましたか?

本郷 − 映画の題材になっている二つのエピソードは知りませんでした。

宮岸 − 私も、全く知らなかったです。

 

カワバタ − 実は私も恥ずかしながら最近まで知りませんでした。

 

—皆さんは、1985年『テヘラン邦人救出劇』の時も生まれてなかったりしますからね。

カワバタ − 実は田中監督がこの様な映画を撮影されてる噂を聞いて初めて日本とトルコの友好を知ったんです。でも、和歌山出身の方や、年齢を重ねた方はこの事件を知っていたので、今でも受け継がれてる歴史だと感じましたし、同時にもっと多くの方に知って頂きたいと思いました。

 

—実際に映画を観て、それぞれのエピソードから印象的なシーンを教えてください。まずは、『エルトゥールル号海難事故』編は?

宮岸 − やっぱり見ず知らずの外国人を村全体が一丸となって懸命に救出したところですかね。

本郷 − 私は特に、荒れる海の中から信太郎がムスタファを助け出すシーンがハラハラして印象的でした。

 

カワバタ − その時の遊郭での琵琶の演奏が激しくなっていくシーンも良かったです!日本人の楽の部分が強くなるのと、反対に遭難に向けてトルコ人の恐怖が強くなる。振り子の幅のように背中合わせの感情、状況が進む演出は心地よかった!

 

宮岸 − 多くの亡くなった方に対して、村長さんが一人一人に棺桶に入れて送り届けたいと海軍士官に伝えてるシーンも印象的でした。

 

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—では、『テヘラン邦人救出劇』編ではいかがですか?

本郷 − トルコ大使館の職員であるムラトが、空港で多くのトルコ人を前に演説するシーンが印象的でしたね。

 

宮岸 − でもやっぱり…

 

3人- 空港にいるトルコ人の男の子が同じ位の日本人の男の子に手を差し伸べるシーン!

 

カワバタ − 一連の流れに、終始涙でした!

 

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—確かに、このシーンは涙なくして観ることができませんね。絶対、ハンカチはお忘れなく!さて、難しいかもしれませんが、映画を観終わったいま、どちらのエピソードが好きですか?

宮岸 − 私は、エルトゥールル号編かな。村民が自発的に行動し、救出していた事に感動したから。

 

本郷 − どちらも素敵で決め難いのですが、エルトゥールル号編の方が好きでした。一生懸命な村民たちの姿にも感動しましたし、多くの仲間を失ったムスタファの気持ちを考えると涙がぼろぼろとこぼれました。

 

カワバタ − 作品の割合的にも、エルトゥールル号編が長く描かれていた事もあって、強く印象に残っているのかもしれないですけど、どちらか選べと言われるとエルトゥールル号編のほうかも…。でも難しい!テヘラン編の方もすごくよかったので。

 

宮岸 − 忽那汐里ちゃんの英語かっこよかったですしね!

 

—忽那汐里さんは両方のエピソードに出演されていたのですが、前半の口のきけない女性の役どころからの、後半英語ペラペラの日本人学校の教師役!このギャップには女性でもドキッとしちゃいますよね。笑

本郷 − 最初題名だけをきいたら、何だか難しそうな印象を持っていたのですが、日本人キャストも豪華で、リアルな事故のシーンではハラハラドキドキ、最後にはとても感動しました。二つのお話に分かれていますが、関係性も持たれていて観やすかったです。

 

—トルコの印象も変わりました?

カワバタ − 少し意識すると、日本に住むトルコ人って多くて、身近な存在。トルコ料理や、トルコのビール、エフェスも美味しかったし、日本のトルコをもっと探してみたいと思いました!

 

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実際にあった話だと思うと余計に感動とトルコに対して親近感が湧いてきますね。

迫力ある海難のシーンなど見どころはたくさん!是非劇場でご覧ください。

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『海難1890』

 

12/5(土)より、

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ほかにて公開

 

1890年「エルトゥールル号海難事故」 1985年「テヘラン邦人救出劇」
1890年日本から、95年後のトルコへと受け継がれた想い。

 

日 本トルコ友好125周年を迎えた今年、両国の絆の深さを映し出す、史実を基にした物語が映画となって誕生する。オスマン帝国の親善訪日使節団を乗せた軍艦 「エルトゥールル号」は帰国の途中、和歌山県沖で台風に遭遇し、沈没。500人以上もの犠牲者が出る中、地元住民の懸命な救助活動によって69人の命が救 われ、トルコへ帰還。この事件をきっかけに、日本とトルコの間に厚い友情が結ばれることとなった。そして1985年、イラン・イラク戦争で緊張が高まるテ ヘランに200人以上の日本人が取り残され、日本大使館はトルコに救出を依頼する…。勇気と誠意を映し出した真実のドラマが、壮大なスケールの合作映画と して描かれる。

 

【企画・監督】田中光敏

【脚本】小松江里子

【音楽】大島ミチル
【キャスト】内野聖陽、ケナン・エジェ、忽那汐里、アリジャン・ユジェソイ、夏川結衣、永島敏行、竹中直人、笹野高史 ほか
2015年 / 日本・トルコ合作 / 132分

 

http://www.kainan1890.jp/

 


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