2014.12.20 「劇場版神戸在住」編集部単独インタビュー

2014/12/26


2015年1月17日(土) 映画・TV同時展開

劇場版 神戸在住

© 2014木村紺・講談社/サンテレビジョン

 

阪神・淡路大震災から20年を迎える2015年1月17日に映画「劇場版 神戸在住」が封切られます。劇場版…とタイトルに付いているのは、映画公開日、サンテレビでも同じタイトルのテレビ放送版がオンエアされるからとのこと!サンテレビジョンの開局45周年の記念事業として、また阪神・淡路大震災から20年目を迎えるにあたり、『神戸在住』が制作されることに。再生のメッセージと、《震災の記憶》と《いまを生きる》というメッセージを現代から未来へ、神戸から全国へ。劇場公開&地上波が同日展開という日本メディア史上初の試みにも注目が集まっています!主人公の辰木桂は、BRANBRAN.読者同年代の神戸の女子大生の設定。震災後に生まれた震災を知らない世代にも、神戸の街に残る痕跡、記憶に目を向けてもらおうというテーマながら、同時に今の神戸の街紹介という一面も。山手・北野からの街並みや旧居留地のカフェやショップなど、近年の神戸の魅力がいっぱい♪「ココ知ってる!」という発見と共に、ストーリーにぐいぐい引き込まれて、見終える頃には主人公達のように成長している自分に気付く…、感動必至の素敵な作品、お見逃しなく!

白羽弥仁監督&主演女優・藤本泉さんに聞く、ズバリ「神戸在住」のみどころ

 

主人公の辰木桂を演じる藤本泉さんと白羽弥仁監督に、 オール神戸・阪神間ロケで行われた映画の見所を、

BRANBRAN.編集部が単独インタビュー!

 

主人公の辰木 桂(たつき かつら)を演じる 女優 藤本 泉さん

1991年生まれ、埼玉県出身。「ハンマーセッション!」「デカ 黒川鈴木」「37歳で医者になった僕~研修医純情物語~」等のドラマ出演を主人公の辰木 桂(たつき かつら)を演じる 女優 藤本 泉さん 経て、2013年公開の「つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語」で映画初出演。その後も「神様のカルテ2」「アオハライド」と映画出演が続き、今後の活躍が期待される。

 

「ぶっちゃけイメージ湧かんのよね」震災を知らない世代の青春ストーリー

…劇場版は神戸の女子大生・辰木桂と友人3人の視線で今の神戸が描かれる。震災をテーマにしながら、〈震災を知らない女の子達〉を主軸に、震災を知らない世代にも目を向けてもらう作品を完成させるのは難しくなかったですか。

 

白羽監督(以下白)震災を経験していない人に痛みや気持ちを共有してもらうのは、どんな映像で表現しても不可能。そこで映画では桂が後半遭遇する事件で〈命の大切さ〉に気付き、桂が変化していく過程に、震災と重なる意味を持たせ、メッセージとして伝えたいと考えました。

 

藤本さん(以下藤)当時3歳で、埼玉に住んでいた私にとっての震災は、教科書に載っている過去の出来事なんです。だからこそ、出演が決まった時、知ったかぶりするのではなく、震災をどこか遠い出来事と感じている桂を等身大で演じようと。ただ桂は私と全く正反対のタイプなので、演技は難しかったですね。内気で繊細、セリフが少ない中、感情の変化を表すのに苦労しました。

 

…えっ、普段は活発な女子なんですか。てっきり大人しい方かと!見事、演技に騙されました(笑)。監督は藤本さんにどんな指示を?

 

白 ご自由にと(笑)。その時感じた思いを表現してもらうのが一番リアリティがあると思ったからです。2人で細かく打ち合わせし進めていきました。ただ最後のシーンだけは打ち合わせなしで、藤本さん自ら決めた演技がバチッとハマった。世代も異なり、震災を知っている僕と、震災を知らない藤本さんの気持ちが映画作りを通して一致したことに、ちょっと感動しました。

 

白羽弥仁監督

白羽弥仁監督 1964年生まれ、兵庫県出身。1993年に神戸を舞台に描く青春映画「She’s Rain」で劇場映画の監督デビュー。今回はテレビドラマと劇場用映画を同時に製作し、脚本をはじめ撮影、照明、美術など映画関係のスタッフが要所を固めた。

 

異国の香りがする華やかな黄金時代クラシックな神戸の良さを今一度

 

…映画はオール神戸・阪神間ロケで行われ、リアルな神戸の空気や雰囲気を感じられます♪

 

白 僕は生粋の神戸っ子で、ポートピア’81をはじめ外国の匂いがムンムンする、かつての華やかな神戸への想いが強いんです。キラキラと輝いていた時代の神戸の魅力を今一度伝えたい。神戸を象徴する北野や旧居留地のロケも、そんな意図があってのことです。

 

藤 神戸で今を生きる女の子の興味のあるもの、シーン、気持ちがいっぱい詰まった、若い世代の人に共感してもらえる映画です。BRANBRAN.読者にもぜひ見ていただきたいと思います!

 

白 地震を忘れない、風化させない、備えあれば憂いなし、といかに問いかけるか、とても難しい問題だと思います。もちろん過去を忘れないことも大事ですが、僕は過去の神戸があるからこその今の神戸、に注目してほしいですね。キレイになった神戸でもっと遊んで、もっと働いて、もっともっとイキイキと生きていく人が増えてほしい、そう願っています。

 

「劇場版神戸在住」白羽監督と藤本泉さん

 

 

『劇場版-神戸在住』メイン

「劇場版 神戸在住」

神戸の大学に通う東京出身の辰木桂。ナイーブかつ関西気質の違和感も手伝ってなかなか心を開くことができない彼女はある日、車椅子のイラストレーターの日和洋次(ひなたようじ)と出会うことで心境に変化が生じる。
しかし、桂は日和が命の砂時計を刻んでいることを知ってしまい…。

[監 督] 白羽弥仁

[原 作] 木村紺(「神戸在住」講談社刊)

[脚 本] 安田真奈

[配 給] アイエス・フィールド

[キャスト] 藤本泉・菅原永二・浦浜アリサ・松永渚・柳田小百合・松尾貴史・田中美里・仁科貴・愛華みれ・竹下景子

[作品HP]www.is-field.com/kobe-zaiju/

2015年1/17(土)よりテアトル梅田、シネ・リーブル神戸

ほか全国順次公開

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