和菓子物語

2014/07/25


キュートで派手なルックスの洋菓子とまた違って、

和菓子って日本人のココロをホッと癒すような気がしませんか~。

 日本の伝統的な作り方で作られた和菓子。どのような歴史があるのでしょうか。もともと日本人にとって甘いものと言えば、自然の木の実や果物を指したといいます。その後、穀物を加工したり、植物の汁を煮詰めたりして、人工的に甘味を作るようになり、飛鳥~平安時代に遣唐使などにより伝えられた「唐菓子」、鎌倉~室町時代に禅宗の僧侶から伝わり、饅頭や羊羹などの原形となった「点心」、戦国~江戸時代にポルトガルやスペインから伝わったカステラや金平糖といった「南蛮菓子」という外来の食べ物の影響を受け、江戸時代に日本独自の菓子が完成。京都を中心とした「京菓子」と江戸を中心とした「上菓子」が競い合って発展し、現代の和菓子とほとんど変わらない、素晴らしいものが生まれました。さらに明治時代になると西洋文化が入り、和菓子にもバターやクリームを使うようになります。
 このようにして生まれた和菓子には古来から日本人が大切にしてきたものが満載。無事に季節が巡ってきたことを喜び、子どもの成長やお年寄りの長寿を祝う。繊細な色形はもちろん、名前にも遊び心があふれていますよね。お菓子に託された、四季の美しさや職人の技、日本の歴史、願いや祈り。その背景を知ることで、より美味しさや喜びをしみじみと味わうことができるのではないでしょうか。

 

二つ茶屋 和菓子

 

和菓子の種類

◆ もち菓子

もち米、うるち米、その加工品を主原料として製造。おはぎ、赤飯、大福餅、道明寺、柏餅、すあま、羽二重餅など

◆ 焼き菓子

焼く方法により平鍋もの、彫型もの、流し込み型もの、オーブンものに分類。どら焼き、金つば、栗饅頭、月餅、カステラなど

 

二つ茶屋 焼き菓子

 

◆ 練り菓子

餡や餅粉につなぎや砂糖を加え、もみ、こね、練り上げた生地を成形して仕上げる。 ねりきり、ぎゅうひ、雲平 、きんぎょくなど

◆ 豆菓子

豆類を主原料とした菓子類の総称。おのろけ豆、五色豆、揚げ豆、味付け落花生や塩豆、節分用大豆の炒り豆など

◆ 蒸し菓子

調整生地を成形し、蒸上げて製品とするものの総称。じょうよまんじゅう、かるかん、葛桜、ういろう、ゆべしなど

◆ 干菓子

粉と砂糖にシラップを加えて揉みまぜ、木型に詰めて形成、表面に軽く蒸気をあて、乾燥して仕上げる。落がん、懐中汁粉など

 

二つ茶屋 干菓子

 

◆ 揚げ菓子

油で揚げたもの。あんドーナツ、かりんとう、揚げ豆、揚げ米菓、揚げ芋、新生あられ

◆ 流し菓子

寒天、砂糖および餡を主材料とした流動状の生地を型に流して成形したもの。きんぎょく、ようかん、水ようかんなど

 

四季と和菓子

暖かな光のこぼれる春にふさわしい和菓子。春を呼ぶ「うぐいす餅」や花見の「三色団子」、「桜餅」や「よもぎ餅」が有名。●桜 ●ひな祭り ●端午の節句

青梅、抹茶など、初夏の風味の和菓子から始まり、「水羊羹」「麩饅頭」「葛きり」など、ツルンと喉越しのいいものが人気。●七夕 ●土用 ●お盆の蓮菓子

紅葉の秋は自然の豊かな実りのお菓子が豊富。「栗饅頭」「粟もち」に、お彼岸の「おはぎ」、お月見「団子」も忘れずに。●月見 ●彼岸 ●紅葉

寒い冬にこそ和菓子で心をほっこり温めて。「おぜんざい」や年末年始・帰省のお菓子、最近はバレンタイン用和菓子も!●お正月・帰省 ●事始め ●節分

 

和菓子と合う飲み物は?

和菓子&日本茶の名コンビ以外に、実は珈琲や紅茶も合うんです。珈琲は酸味・苦みの強くないものを薄く軽めに入れて。小豆餡系はもちろん、香ばしい最中や焼き饅頭、落雁や干菓子もマッチ。アンコと日本酒、さらにウイスキーやブランデーなど洋酒とも相性抜群。羊羹&ウイスキーという組み合わせの妙をぜひお試しあれ!

 

女子にうれしい餡パワー

和菓子の「小豆」について豆(笑)知識。元気の元「糖質」だけでなく、貧血・肝障害を高める「アミノ酸」や便秘解消の「食物繊維」はごぼうより多く含まれています。また美肌にいい「ポリフェノール」は赤ワインよりも多いそう!「サポニン」や「鉄分」「カリウム」「ビタミン」も含む超優秀素材なんです!

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